新選組と最強子供剣士
鍛冶屋に着くと、何やら親父さんと男が揉めているところに遭遇。
何があったんだろ?
金田さんも驚いていて、駆け足で親父さんの所に向かう。
「親父?どうした?」
「あ?金田か。それがよぉ、こいつがこの刀を譲れっつぅんだ」
親父さんの後ろには、鍛え抜かれた刀が置いてある。
ほぉ~随分と立派な刀だな。
親父さんと言い合っているのは30代くらいのおじさん。
腰に刀があり、身なりも悪い方ではない。
この時代は本当に揉め事が多いなぁ。
「譲れ?金は払ってんのか?」
「それがよぉ、この店で買った刀が使えないだの何だので、詫びの代わりに譲れだとよ」
「事実だろ?さっさとその刀を渡せ」
「だから無理だって言ってんだろ?だいたい、
あの樽ん中のもんは質が悪いって言っただろ?」
そして男と親父さんはまた言い合う。
うーん、早く小太刀貰いたいのに‥‥‥
ジーッと言い合いを見ていると、親父さんと目があった。
「あ?おめぇこの前の坊主じゃねぇか」
「こんにちは」
「小太刀だな?ちょっと待ってろ。おい金田、
その刀と客を見張ってろ」
「え?あ、へい」
金田さんにそう言うと、親父さんはお店の奥の方に行く。
そして直ぐに帰ってくると、僕に小太刀を渡してくれた。
「鍛え直したから強度も上がってるぞ。試し斬りでもするか?」
「何かあるの?」
「あそこに切り終わってない薪があるだろ。あれなら斬っても構わねえよ」
「わかった!」
薪、薪‥‥‥って重!
親父さんに言われて薪が積まれている場所から1つ出す。