新選組と最強子供剣士
な、なんか仕事の上司を相手にしてる気分。


いや、実際、山南さんみたいに仏様みたいな人はいなかったんだけど。


でも、似てる人はいた。


けど、こんなに裏表のない微笑みをする人じゃなかったしな~


裏は真っ黒な腹黒さんだったし。


「で、剣壱君、君に聞きたいことがあるんだ」


「聞きたいこと?」


「それがですね、私、君が山崎君をはっ倒しているところを見てしまったんです」


「‥‥‥」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ん?


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え、


「ええぇぇえ!?」


あまりの驚き発言に大声を出す。


あ、危ない。


思考まで止まりそうになった。


「え、見たって、え、」


「まぁ簡単に言いますと、君の本性を偶然見てしまったわけになるんです」


いや、あり得ない話じゃない。


実際、今日背後とられたし。


あの時、必要最低限しか注意払えなかったし。


でもな~


プライドが傷つく‥‥‥‥


「そのこと、土方さんに話た?」


「いいえ。話せば命はないだろうと思いましたから。あなたは頭がいいですからね」


嘘~


本当に見破られてるよ。


嘘をついている様子もないし感じもしない。


こういう時はどう対処すればいいんだっけ?


ダメだ、軽くパニクってて頭回らん。
< 152 / 416 >

この作品をシェア

pagetop