女子高生の私と不機嫌な若頭
私がキョロキョロしていると
白鳥さんはため息をつく
「大丈夫よ、毎日オーナーは来ないから。来るなら連絡してるわよ」
前に一度、遊びに来ていた時に
涼介さんと鉢合わせをしてしまい
強制的に捕まってしまった
その時、とっさに『服が欲しくて見に来た』と嘘をついてしまい
大量に買ってもらう羽目になってしまった
『すみません……』
白鳥さんに出してもらった紅茶を口にする
お客さんから見えないように
カウンターの裏手に座る
「あ……そこのチョコ食べなさい。頂き物だけど、美味しいわよ」
白鳥さんはちょっと口が悪いけど、面倒見がいいというか、優しかった
「で?オーナーとは進展したの?」