女子高生の私と不機嫌な若頭


『……キス…しました』


私が勇気を出して言うと
白鳥さんは驚いた顔をしていた


「……は?……それだけ?」


『…はい』


呆れている白鳥さん
そりゃそうだろうね……
だって……キスだけ。

涼介さんみたいな大人なら
キスだけじゃない……


「オーナー、なに考えてるんだろ……なんでしないのかな?」


そんな事を考えながら
私を見つめる白鳥さん


キスから先の事なんて
今の私には無理だ……
キスでさえ慣れないし
毎日が大変なのに……


「……やっぱり色気が無いわね。だからかしら?やる気失せるのかしら?」


白鳥さんの何気無い言葉が刺さった
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