女子高生の私と不機嫌な若頭
……は?
私が目を開け涼介さんの方を向く
涼介さんの目が悲しそうに見えた
『何言ってるんですか?』
涼介さんには
私が誰かに恋をして
それで女らしくなったと思ったらしい
馬鹿らしくなってしまった
誰のために、毎日頑張っているのか…
「…違うのか?」
『……もう、いいです』
私は話す気力も失い
また涼介さんに背を向けて寝ようとした
「ちょっ…杏奈っ」
「杏奈……ちゃんと話してくれ」
「話そう…これからの事」
これからの事……
その言葉に私はまた涼介さんの方を向いた