女子高生の私と不機嫌な若頭


『…大丈夫…』


私には…次はない
涼介さんと一緒にいられないんだ


「……わかった」


そう言って涼介さんは
私の身体に顔を埋める

私の手には涼介さんの手が繋がれたまま


私の初めては……なんとか
何とか…ことを終えた



『……ごめんなさい』

よく覚えてないって言うか
痛さが殆どで
ただ涼介さんにしがみついていただけ

涼介さんが気持ちよかったはずはない
申し訳ない気持ちでいっぱいだった


涼介さんは寝っ転がりながら
私の頭を優しく撫ぜている


「そんなことない、俺は杏奈とこうなれた事自体、夢みたいだ」


この人はツンとデレの使い分けがうまい
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