女子高生の私と不機嫌な若頭


俊太郎さんの顔が強張るが
ゆっくり後ろに下がりながら笑い出した


「くくくっ……岸谷さん、いいんですよ、別に。こっちは力づくで杏奈を取り戻すまでですから」

「杏奈は毎日、俺に抱かれてるんですよ。俺がいないとダメな身体になっちまったんですよ…ははははっ」


涼介さんに知られたくないこと、
それを笑いながら言う俊太郎さん

私は耳を塞ぐ
もう……嫌だ……


けど、涼介さんさんは
私の手を取り
私だけに囁いてくれた



「どうって事ない。俺は杏奈を今でも、これからも愛している。すぐ済むから待ってろ……一緒に帰ろう」


そう言って、私に触れるだけのキスをして涼介さんは俊太郎さんを見ていた
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