闇夜に咲く華 -舞狐録-
「綺麗になったなぁ♪見とれるわぁ…」





舞桜ちゃんが、きづけてくれた着物は皺1つなく綺麗に整えられていた




「あとは髪型とお化粧やな♪」





本当に似合うか心配だ。



芸名とか何にしよう……



うーーーん……



そうだ!!誠(まこと)にしよう!!


誠を貫きたいからね




「お化粧と髪型できましたえ♪ほんと、月狐はんは綺麗どすなぁ…羨ましいわぁ」




気づいたら舞桜ちゃんが私の化粧と髪型を整えるのが終わっていた。


そして頭には桜と鈴が付いた簪がつけられたいた。





「舞桜ちゃんの方が圧倒的に綺麗だよ…」




私なんか舞桜ちゃんに比べると月とすっぽんだ。




「芸名は考えやしたか?」




「おう!誠にしたんだー!!」



「良い芸名ですなぁ♪」



「ありがとう!!」



京都弁上手く喋れるかな?



緊張する……




「じゃあ、いきましょか!!」







舞桜ちゃんの掛け声で私は皆のいる部屋に向かったのだ……




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