坂道では自転車を降りて
「ありがとう。もういいよ。」
さすがに礼を言うときは俺に視線を向ける。
「いや、もう少しいるよ。」
「そう?もう大丈夫だよ。」
けろっとした顔で言う。
こんな時くらい頼られたいが、彼女に不安な様子はなかった。養護教員は止血剤を塗布し、包帯を巻いて、治療は完了した。放課後、自分で医者に行くように言われた。彼女は手当が済むと、すぐに部室へ戻った。並んで歩く。
「付き添ってくれてありがとう。」
また目が合った。人懐っこい笑顔が、今までの印象と全然違う。
「放課後ちゃんと医者に行けよ。」
「行かなきゃダメかなー。面倒くさいなー。」
「。。。。」
多分、俺でも行かないだろうけど。いいのかな。
2人、無言で歩く。スタスタと早足で部室に急ぐ彼女。何をそんなに急いでいるのか。部室に着くと、彼女は血の付いたティッシュの山を手早く片付け、次にぞうきんを持って部室を出て行った。何所へ行ったのかと思っていると、またすぐ戻って来た。
さすがに礼を言うときは俺に視線を向ける。
「いや、もう少しいるよ。」
「そう?もう大丈夫だよ。」
けろっとした顔で言う。
こんな時くらい頼られたいが、彼女に不安な様子はなかった。養護教員は止血剤を塗布し、包帯を巻いて、治療は完了した。放課後、自分で医者に行くように言われた。彼女は手当が済むと、すぐに部室へ戻った。並んで歩く。
「付き添ってくれてありがとう。」
また目が合った。人懐っこい笑顔が、今までの印象と全然違う。
「放課後ちゃんと医者に行けよ。」
「行かなきゃダメかなー。面倒くさいなー。」
「。。。。」
多分、俺でも行かないだろうけど。いいのかな。
2人、無言で歩く。スタスタと早足で部室に急ぐ彼女。何をそんなに急いでいるのか。部室に着くと、彼女は血の付いたティッシュの山を手早く片付け、次にぞうきんを持って部室を出て行った。何所へ行ったのかと思っていると、またすぐ戻って来た。