坂道では自転車を降りて
「ふふっ。耳,弱いんだね。」
言いながら、また耳に吐息を吹きかける。
「ゃっ ぁくっ」
彼女はまたびくんと跳ねて、今度は躯ごと逃げようとした。だが、そんなことはさせない。
「可愛い。」
思わず笑みがこぼれる。腕ごと抱きしめ、手の自由を奪うと、ゴムまりみたいに弾む身体が俺の腕の中でモゾモゾ暴れた。柔らかい二つの丘が俺の胸の上を転がる。細くて軽い茶色の髪が俺の鼻先で揺れる。彼女の口から熱い吐息が漏れはじめ、躯がびくびくと震えた。俺はもう一度、耳に息を吹きかけ、今度は耳たぶを舐めてみた。
「んっやぁっっ。あぅっ。」
彼女は悲鳴をあげてのけぞり、逃げるように首を振った。呼吸の度に小さな悲鳴を上げながら、俺の胸に顔を押し付ける。
「やっ。。。だ。 やめっ。。。ぁ。」
あまりの様子に、そのまま待つ。しばらくすると、呼吸も落ち着いて来た。
「大丈夫?」
腕をほどき、顔を覗き込むと、涙目で抗議された。
「ばかぁ。」
「ごめん。嫌だった?」
「。。。。。こんなのっ。。。。。。ばかぁ。」
そう言って俺の胸に抱きついて来た。多分、大丈夫、だよな。
言いながら、また耳に吐息を吹きかける。
「ゃっ ぁくっ」
彼女はまたびくんと跳ねて、今度は躯ごと逃げようとした。だが、そんなことはさせない。
「可愛い。」
思わず笑みがこぼれる。腕ごと抱きしめ、手の自由を奪うと、ゴムまりみたいに弾む身体が俺の腕の中でモゾモゾ暴れた。柔らかい二つの丘が俺の胸の上を転がる。細くて軽い茶色の髪が俺の鼻先で揺れる。彼女の口から熱い吐息が漏れはじめ、躯がびくびくと震えた。俺はもう一度、耳に息を吹きかけ、今度は耳たぶを舐めてみた。
「んっやぁっっ。あぅっ。」
彼女は悲鳴をあげてのけぞり、逃げるように首を振った。呼吸の度に小さな悲鳴を上げながら、俺の胸に顔を押し付ける。
「やっ。。。だ。 やめっ。。。ぁ。」
あまりの様子に、そのまま待つ。しばらくすると、呼吸も落ち着いて来た。
「大丈夫?」
腕をほどき、顔を覗き込むと、涙目で抗議された。
「ばかぁ。」
「ごめん。嫌だった?」
「。。。。。こんなのっ。。。。。。ばかぁ。」
そう言って俺の胸に抱きついて来た。多分、大丈夫、だよな。