坂道では自転車を降りて
私は部室へ戻る事にした。これ以上ここにいてもさらし者にされるだけだし、山田くんにも迷惑がかかる。
「ごめんなさい。神井くんは私がなんとかします。リハ途中ですけど、抜けます。後片付けよろしくお願いします。椎名くん、織田くん、」2人に指示を出したかったけど、そこから先は声が出なかった。格好わる。2人は分かりましたと言った。
みんなに背を向けると涙があふれて来た。構わず大股で歩く。山田くんにお礼を言うのを忘れたけど、もう振り返れない。悔しい。こんな事でみんなの前で泣くなんて。本当に悔しい。神井くんはまだ、部室にいるのだろうか。なんとかするにしても、ひと言文句を言ってやらねば気が済まない。1人体育館を後にした。
帰ってしまっていたらどうしようなどと考えながら部室へ戻ったら、鞄はあるのに姿が見えない。どこかへ行ったのか。と思っていたら倉庫にいた。彼は倉庫の隅で昨日の私と同じ格好でうずくまっていた。何をしているの?この人は。私への当てつけですか?
「神井くん、何してるの?」
声をかけたが、ぴくりともしない。
「こんなところで寝てたら風邪ひくよ。」
「ごめんなさい。神井くんは私がなんとかします。リハ途中ですけど、抜けます。後片付けよろしくお願いします。椎名くん、織田くん、」2人に指示を出したかったけど、そこから先は声が出なかった。格好わる。2人は分かりましたと言った。
みんなに背を向けると涙があふれて来た。構わず大股で歩く。山田くんにお礼を言うのを忘れたけど、もう振り返れない。悔しい。こんな事でみんなの前で泣くなんて。本当に悔しい。神井くんはまだ、部室にいるのだろうか。なんとかするにしても、ひと言文句を言ってやらねば気が済まない。1人体育館を後にした。
帰ってしまっていたらどうしようなどと考えながら部室へ戻ったら、鞄はあるのに姿が見えない。どこかへ行ったのか。と思っていたら倉庫にいた。彼は倉庫の隅で昨日の私と同じ格好でうずくまっていた。何をしているの?この人は。私への当てつけですか?
「神井くん、何してるの?」
声をかけたが、ぴくりともしない。
「こんなところで寝てたら風邪ひくよ。」