純恋イケメンガールを好きになる!
「君達で選挙をしてみないか?」
は……?
「選挙……ですか?」
「そう。」
選挙って、アレだよな。
衆議院とか参議院とかを決めるやつで、確かつい最近18歳以上の人にも投票する権利を与えられたとか……。
「選挙をして、君を許す…………つまり、君に青北(ここ)に残ってほしいという人が過半数だった場合のみ、ボクは君を退学にはさせないでおこうと思う。」
え、何それ。
そんなんで、退学とか在学とか決めていいものなの?
……ていうか
「過半数なんて無理です! 俺は……っ、みんなの信頼を裏切ったんだ…………。」
今更、許してもらえるはずがない。
「…………。」
「……岸和田くん。」
俺が顔をうつむかせると、理事長先生は少し低めの落ち着いた声で俺を呼んだ。