恋に落ちるなら君がいい


1人きりで抱えてた想い。



1人きりで閉じ込めてた想い。




それを共有した時



ようやく


解放された気がした。




ただ

抱き合って泣いた。



言葉にしなくても伝わる


同じ想い。



泣いて泣いて


ようやく泣き止んだ頃


キュッと手を繋いで顔を見合わせた。





「ようやく…


会えたね。」



それでも


お互いの気持ちを確認するような質問はお互いにできなかった。



まだ


それを聞くのが本当は恐かった。




「澪、また…会えるかな?」

「うん。

…会いたいよ。」



繋いだ手。


あの頃は離れることなんかないと思ってた。


その手を


自ら離して


また、会う約束をした。




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