恋に落ちるなら君がいい



「今日のディナー、店はもう予約してあるんですか?」


買ってもらったブランドのワンピースに着替えた私は、既に支度を整えてリビングでノートパソコンを開いている楓社長に聞いた。



今日は前から言われてた…


そう


楓社長の友人と会う日だ。


「君がいちいち心配することじゃない。」

そう言ったあと、顔をあげてすぐに言葉を付けたした。



「店の心配は要らない。俺がよく利用するフレンチのレストランを貸し切ってある。


たぶん…オシャレな店だから君も気にいると…思う。」



気を使ってくれたのか、最近の楓社長は言い直す事が多い。


私は特別、気になんかしないのに…。



「そうですか。きっと楓社長のオススメのお店なら気に入らない人はいないですね。」


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