双姫 Ⅱ


『んんッ!』


「声、我慢しなくて良い。」


何度目か分からない行為に身体が上手く動かない。


『も…無理ぃ!!』


止めるように懇願する。


「そんな顔して、誘ってる?」


『誘ってなんかッ!ひゃあ!!』


涙を拭われ、


「足りない。」


また快楽に溺れる。


「朱音…愛してる。」


新たな涙を流すのに時間は掛からなかった。


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