バンテスト魔法書の保持者
べた褒めなルシータさん。


うーん、裏とかはなさそう。


てことは、これが素?


‥‥‥変わった人。


「そういえばそうね。リューラってどこで勉強してたの?」


「‥‥‥‥本。図書館とか」


「へぇ~ここに入るために勉強してたの?」


「たまたま」


「たまたまで受かったの!?すごいわね」


ずっと無表情であんまり喋らない私に、話しかけてくれるランナとルシータ。


この人達が同室でよかったと心から思った。


「さて、そろそろ荷物を片付けちゃいましょうか。後回しにするのもよくないしね」


「同意です」


「(コクリ)」


そして、テキパキと荷物も整理する私達。


荷物の殆どはクローゼットにいれ、写真立てを2つ机の上に伏せておいた。


一番初めに終わったのは私だった。


2人はほぼ同時に終わった。


「ふ~終わった」


「では、整理も終わったことですし、お食事にしましょう」


時計を見ると、1時過ぎ。


「そうね。食堂に行きましょう」


食堂、ね‥‥‥‥無理だ。


あそこ無駄に値段高いし。


「私、行かない」


「え、なんで?」


「どうしてですか?」


「お金無い」


ここの学食は、Aクラス以上の生徒は無料。


Bクラス以下の生徒は、自腹で払わなければいけない。
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