バンテスト魔法書の保持者
金具は2枚の羽をイメージしていて、宝飾品に見える。


でも、今、私にただのペンダントを?


「?」


「俺の魔力の呪いのかかった魔石のペンダントだ」


「リオウの‥‥‥おまじない?」


「そうだ。学園に提示したから問題ない。魔法具として扱えばいい。きっとリューラを守ってくれる」


「!」


リオウの、願いが込められたペンダント。


‥‥‥学園に提示してくれたんだ。


「もしかして、手作り?」


私の言葉に、リオウは小さく微笑んだ。


確かに、願いを込めるなら手作りの方がかけやすい。


だけど、わざわざ作ってくれた。


‥‥‥嬉しい。


ポウ ポウ ポウ


「ありがとう」


笑顔でリオウにお礼を言う、


魔法具ってことは、普通に授業でも付けてて大丈夫だよね。


「リューラ、出てるぞ」


「?」


リオウの言葉に首を傾げると、周りを見てみるように促される。


「あ‥‥‥」


それから気づいた。


私の周りに、小さな光の魂がフヨフヨといくつも浮いている。


「この前の合同授業の時も出ていたぞ」


「え?」


「シンルスと魔力の循環をした時だ」


「本当?」


「ああ」


リオウと話していると、光の魂は消えた。
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