バンテスト魔法書の保持者
ギリギリとしなるツイン。


いつの間にか展開されていた結界によって阻まれた。


ノーモーションで魔法を展開した?


詠唱も何もなしに?


「〈ライトニング〉」


「!」


頭上に現れた魔法陣。


すぐに後ろに飛んで、それを回避した。


私がいた場所には、バチバチと激しい落雷が落ちている。


あの威力‥‥‥


慈悲も手加減の欠片もない。


「呆けてる暇はないよ?」


「っ!」


いつの間にか後ろにいたオシレット先輩。


手にはいつの間にか真っ黒なナイフ。


突きがくる。


バチバチ!


「っ!」


だけどオシレット先輩の攻撃は、バリアによって阻まれていた。


それも雷のカウンターつきの結界だ。


『ルクス、ありがとう』


『油断するな』


すぐにオシレット先輩から離れる。


ガキン!!


だけど、オシレット先輩もすぐについてきた。


その手には先ほどあったナイフではなく、真っ黒な大剣が握られている。


「ワォ!よく僕の攻撃防げるね」


「っ」


「普通の人なら、僕の攻撃は速すぎて見えないんだって」


そりゃあそうだろうね!


ギン!ギンギン!!ギン!ギン!


剣の一太刀は速くて重い。
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