バンテスト魔法書の保持者
魔力はシンルスとルクスにもらってるものの、
魔法展開も疲れる。


こんな激しい戦闘も久しぶり。


普段サボってたつけがきたか‥‥‥


「子猫ちゃん、さっきのは殺す気だった?」


「本気、出しただけ」


嘘です。


殺す気ありました。


オシレット先輩達が殺す気な魔法ばっかり使ってくるものだから、私も本気でやった。


本気で‥‥‥殺しにかかった。


まぁあっさりと交わされたわけだけど。


「そっか」


オシレット先輩はそう言って、ニッコリと笑みを浮かべた。


それを見た瞬間、背筋に悪寒がはしる。


「ミミーチャ」


「はーい♪」


不意に、緊迫したコロシアムに楽しそうな声が響いた。


現れたのは、白銀の髪と瞳のもつ少女。


更に透き通る翼のような白銀の羽。


妖精だ。


それも、膨大な魔力をその身に宿した。


オシレット先輩の、3体目の使い魔。


嫌な予感がする‥‥‥‥


「ミミーチャ〈フュージョン〉」


静かに言い放ったオシレット先輩。


それに、ミミーチャと呼ばれた白銀の妖精は笑顔で答えた。


「了解です☆マスター!」


ミミーチャの身体が光を放ち、オシレット先輩に近づく。


すると光がミミーチャとオシレット先輩を覆い尽くした。


‥‥‥これは!


「させないっ!」
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