きみへの想いを、エールにのせて
痛みと後悔で半分泣きながら着替えを始め、あと靴下だけというところで熱が上がってきたのか、フワッとして倒れ込んでしまった。
「チョコちゃん、どうかした? 入るよ」
すると、私が倒れた音に反応して、結城君が入ってきた。
「しっかりしろ」
「うん」
「熱いじゃないか。保健室、行くぞ」
その言葉に首を振る。
先生にバレたくない。
水泳部を作るのが無謀だと知られたくない。
「ダメだ。行かなくちゃ」
結城君は私の脇を抱える様にして立たせてくれたけど……。
「どうしても水泳部作りたいの」
「チョコちゃん……」
「だからお願い。先生には黙っておいて」
私が懇願すると、結城君は諦めたように椅子に座らせてくれた。
そして……。
「寒くない?」
「ちょっと……」