呪われた姫君と怪盗
「それはね、アリスちゃんが美しすぎて、眼力が強すぎるから話しかけづらいと僕は思うんだけど。それに、」
「それに、私はイギリス混血で容姿が異質なのはわかるが、極めつけに、髪色が緋、まるで血の色みた…「僕は…」
「僕はね、アリスちゃん。」
落ち着いた口調で言葉を紡ぐ秀哉。
「僕は、その髪色結構好きだよ?
アリスちゃんのことハーフだからって変な目で見たりもしないよ。それに、大好きだから食事にも誘うし、ここまで追って来てるじゃないか。」
やってることはストーカーだが。
「だから、少なくとも君を好いている人がここにいるんだから、気にすることなんてないんだよ、アリスちゃん。僕が君の前にいる時ぐらいはそんなこと忘れさせてあげるほど君を僕に夢中にさせてあげたいんだけどな。でも、君は僕に相手してくれない。」
それはあなたがしつこいからです。
とっても心温まること言ってもらっていますが、ここは一言言わせてほしい。
「それに、私はイギリス混血で容姿が異質なのはわかるが、極めつけに、髪色が緋、まるで血の色みた…「僕は…」
「僕はね、アリスちゃん。」
落ち着いた口調で言葉を紡ぐ秀哉。
「僕は、その髪色結構好きだよ?
アリスちゃんのことハーフだからって変な目で見たりもしないよ。それに、大好きだから食事にも誘うし、ここまで追って来てるじゃないか。」
やってることはストーカーだが。
「だから、少なくとも君を好いている人がここにいるんだから、気にすることなんてないんだよ、アリスちゃん。僕が君の前にいる時ぐらいはそんなこと忘れさせてあげるほど君を僕に夢中にさせてあげたいんだけどな。でも、君は僕に相手してくれない。」
それはあなたがしつこいからです。
とっても心温まること言ってもらっていますが、ここは一言言わせてほしい。