願わくはキミに


じっと二人に見つめられ私は背筋を伸ばした。


冷や汗が止まらない。



「もしかして、部外者だ」



そう言われ、ますます冷や汗が出てきて顔が強張る。


え、なに『部外者』って…



ちょび髭の人が「それだ!」とも言うように私に質問攻めをする。


「部外者ってことは、なに?
どこから来たの?てかなんでこんな田舎にきたの?
何者?てか、キミ名前は…」


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