地獄の果てでキミを愛す
「襲われそうにって……」

「桜の胸元見て見なよ。俺からのプレゼント」



直哉は勢いよく私の方を向いた。


彼の鋭い視線が胸に注がれる。


そこには真っ赤に咲いた華があった。


ああ、これは……。
亮太が付けたキスマーク……?


呆然とそれを見ていたら
直哉の虚ろな目が私を捕らえたんだ。



「何だよこれ」

「なおや……?」

「アイツに触らせたのか?」

「……」


黙り込む私を冷めた目で見下ろし
そのままベッドへと突き飛ばした。



「痛ッ……」

「何触らしてんだよ……お前は俺のモノだろうが……」



直哉は無理やり私を組み敷くと
そのまま激しく私を求めた。


そこにはまだ亮太がいるのに……。
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