政略結婚から助けてくれたのは御曹司様



「美紗子ちゃんには感謝してる。志津香はお嬢様だったんだ、だから友人と気安く呼べる相手も居なくてね。やっと自由を手に入れだが一人だった。料理教室に通いだしてから、それ以上に明るくなり笑うようになり、「美紗子ちゃんが、美紗子ちゃんが」って話すようになった。それが堪らなく嬉しかったな」


志津香を見れば、美紗子ちゃんと笑いながら話している


「これからも、仲良くしてやってくれ」


グラスを持ち上げると
光哉くんは理解してくれ
グラスをコン、とぶつけてくれた


「僕も、仲良くしてくださいね」



この年になって
仲良くしてくれと言われるのは
かなり恥ずかしい、けど嬉しいもんだ




今度4人で出かけようか、という話になった
その話を提案してきたのは美紗子ちゃんだ


「それならうちの別荘なんてどう?」


食いついてきた美紗子ちゃん


「志津香さん、ガイドブック買いに行きましょう!」


どこに行くんだよ、と光哉くんは呆れながら言うが「連泊しましょう」なんて
言いだす始末


家族ぐるみの長い付き合いができそうだと思った
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