政略結婚から助けてくれたのは御曹司様



「知っていますか?あなた方のせいで、志津香がどんなに辛い思いをしていたのか…。志津香が堂本からどんな仕打ちを受けていたか、あなたは知らないでしょう?あなた方が豪遊しまくったツケが全て志津香に回っていたんですよ?」



けど志津香の母は
それが何?と言う態度だ


「赤城は倒産寸前でした。それを救ったのは俺でありミカワです。志津香を苦しみを俺が排除しました。志津香があなたと同じ?まったく違いますよ。志津香は誰よりも赤城とその社員のことを考えて行動していました、あなた方が豪遊して作った借金も全てです。」


恥ずかしくないんですか?



真っ赤な顔をして、今にも怒鳴り散らしそうな勢いだ



『…斗真、もういい。帰ろう』



志津香が席を立つと
不気味な笑い声が小さな店に響いた



「副社長さん、あなたは知っているの?この子、実の父親に犯されていたのよ?この子は拒むこともしないで、全てを受け入れたの……そんな子と結婚なんて出来る?できないでしょう?」



何…、なぜ知っている
赤城の屋敷を調べた時は
誰もそんな事は口にしていなかった
なら、なぜ志津香の母が知っているんだ?


いや、その前に知っているのであれば
止めるなりやめさせるなりするのが母親だろう、と怒りがこみ上げてきた
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