政略結婚から助けてくれたのは御曹司様



陽介と変わるように風呂に入り
全てを終わらせ、
今は寝室のドアの前


陽介は先に寝室に入っている
父の時のように
陽介とも慣れるのだろう

早く終われと願いながら…



一つため息をつき、
寝室に入る


ベットを見ると陽介はタブレットを見ている、何か楽しそうに…


私は静かにベットへ入り込む
寝よう、と言ってタブレットを
ベット脇の台へ置き電気を消してくれた


誰かと寝る、なんて今までない
どこを向いて寝るかも、わからず
天井を見上げてしまう



このまま眠りにつき
朝までぐっすり眠れたら…
そう思いながら目を閉じた



だが、そんな事は許されない
胸のあたりに違和感を感じ目を開ける




『…っ、よ、陽介、』



目の前に陽介がいた
気がつけば組敷きられ
陽介は私の首筋にキスをし始めた



やっ…、



思わず出てしまった言葉に
クスリと笑う陽介



「ごめんね、キスは嫌いなんだ。唇にしない代わり身体中にするから、」



許して、




何が許してだ
誰も頼んでいない


簡単にパジャマのボタンは外され
陽介の手の中に収まる私の胸



「やっばり理想通りだ」


そう言って、陽介は始めた
ゾワゾワする感覚

ギュッと目を瞑る
早く終わって、と願うだけだ
< 56 / 136 >

この作品をシェア

pagetop