政略結婚から助けてくれたのは御曹司様
「一般的に、ミカワ電機、ミカワ不動産、ミカワ建設、ミカワ自動車ってあるだろ?俺が言っているのは、そういう会社のトップの事を言ってるの、ミカワの会長は俺の爺さん、社長は爺さんの息子…俺から見たら叔父さんなんだけど、叔父さんは晩婚だったから子供がいないんだ。爺さんのお気に入りだった俺にって話が来たんだ」
まさかの話に、私の頭はパンク寸前だ
今日の結婚式からの事を考えたら
全く整理がつかない
「まあ…少しずつ整理してったらいいんだけど、まずさ、着替えようか」
斗真さんの言葉に、私はウエディングドレスだったことに気がついた
『…あ、忘れてました』
立ち上がろうとした時
斗真さんに腕を引かれ
体勢を崩し、斗真さんの膝の上に座ってしまった
『わぁ、あ、あ、ごめんなさいっ』
慌てて立とうとしたが、なぜか
私のお腹に肩腕を回す斗真さん
『と、斗真さん?あの…、』
斗真さんは何も言わず
空いた片方の腕を私の首へと触れた
触れた指先が首から鎖骨へ移動する
『と、と、斗真さんっ、』
何も言わない斗真さん
そしてグイッと無理やり胸元に手を入れる
何故そんなことをしたのか、わからなく
私はただ恥ずかしくて、顔が熱い
もぞもぞと、胸の周りに触れていた
斗真さんの手はゆっくり抜かれた