正義の味方に愛された魔女2
「そうか……。そうですよね。
今も私はまた、出す必要の無い手を…間違って出してしまったんですね。

主人とも、もっと色々話さなきゃいけないですよね。

どうすればいいのかわからなくて気が狂いそうだったけど、しっかりしないと」

《この人、たぶん年下なんだろうけど、お姉ちゃんみたいだわ。
身近に、こうやって話ができる人が欲かった……》


麗子さんの心には、
執着心に偏ってしまった信也くんに対する愛情と、
猜疑心に覆われた雅也への不安混じりの愛情が視えた。

よそのご夫婦の事をバツイチの私がとやかく言えるものではないけど、

会話しなきゃ……だよ。
私や隼人じゃないんだから。

雅也は無口な人だから、
「言わなくても察しろよ」っていう感じだろうけど、
ほんとにほんとに、何やってんのさ!!
そうなるまでの関係をしっかり築いてから…なのに。


私は察するどころでなく、全部視えて嫌われたんだっけね……。








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