君がくれたもの
「俺はあなたを許しません。
例え、日菜子が優香が兄貴があなたを許しても俺は絶対に許しません。
もしも、日菜子が最悪の場合になった時は覚悟していてください。
あと、兄貴には絶対に会わせません。
もう兄貴のことを忘れてください。」
そう言ってその女の胸ぐらを乱暴に離すと、
リビングから出るのに玄関へと繋がるドアを開けた。
その途端、
「なによ!話が違うじゃない!」
そう叫ぶオンナに
「あ゛?
誰がそんな最低なやつに俺の大事な人を会わせるかよ。
絶対会わせないんで。」
俺の鋭い言葉に言葉を失う女を尻目に俺は
タクシーを拾うのに大通りへとでた。
激しい交通量。
8月のこともありすごく暑い。
蝉の声もうざったらしくて、
けどそれ以上に今は日菜子が心配だ。
早く病院に戻らないと…。
俺はタクシーを拾って病院へと戻った。