浅葱の桜



横になる事は出来ず、座った状態で寝ることに。


うううっ。肩凝りそう。


でも花鳥座の皆と一緒に入った荷馬車では肩を寄せ合って寝てたし、これ位は……と思っていると。



「え?」



背中合わせに沖田さんが座った。


これは……


どう言う意図で……?



「君にだけ苦を強いるわけにはいけない。

だから……。今日俺はここで寝る」



胡座をかいた沖田さんは強く眼をつむって何も喋らない。


もう、これ以上何を言っても聞かないかな?


意外と強情そうだし。


なんか……菊姉ぇに似てる。


なんだかんだで優しいところとか。


私も同じように眼を閉じるとすぐに眠気が襲ってくる。


どうやら自分で思っていた以上に疲れていたみたいだ。


それを自覚した時にはすでに私は眠りに落ちていた。


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