君が好きになるまで、好きでいていいですか?
先輩が話出した内容は、奴(元カレ)とコンビニに一緒にいた女の事だと思った
「万由ちゃんはちゃんとその子の事を元カレに伝えたって言ってたけど、お前は訊いてないんだろ、その辺の話は…………」
…………元カレの子供って
じゃあ………万由とのやり直しはどうなるんだ?
「お前は、万由ちゃんが元カレと会ってるのを見たんだろ?」
「………………ああっ」
『今日は、慧ちゃんとどうしても話さなきゃいけない事があるんです』
そう言った彼女を俺は…………
「万由ちゃんが元カレとやり直したいと思ってるって、それお前の勝手な思い込みじゃないのか?」
「……………っ」
「だ、そうだとは限らないでしょ?!」
黙っていた二人の穏やかでない話に、
薫が口を挟む
「そんな事伝えないまま、元カレとやり直してるかもしれないし、それに佳樹さんにだって話ならメールでだって出来るはずじゃないっ」
「万由ちゃんはそうゆう子じゃないよ。ヨシとだって話したがってたはずだし」
後藤を挟んで浅野が顔を出してそう言うと、薫は万由が屋上で待っていた事を思い出した
「あんな………毎朝、わざとらしい………」
口を押さえ小さく呟く
「薫さぁ…………万由ちゃんになんか言ったんだろどうせ、一花の時みたいに『もう私と付き合ってるんだから』とでも」
浅野の指摘で顔を引く薫に、後藤も目を向ける
「そんな事………ただ、あの子が佳樹さんの事傷つけたから」
浅野が呆れて溜め息をつく