花盗人も罪になる
紫恵が不安になるのは信用されていないからなのかもと思ったこともあったが、どうやらそうではないらしい。
愛しているから誰よりも信頼しているし、愛しているからこそ不安になることもある。
妻なのだから選ばれて当たり前とか、愛されていることが当たり前だと思わない紫恵はかわいいと逸樹は思う。
「そんなの当たり前だよ。俺にはしーちゃんしかいないもん。だから結婚したんだよ」
世の中には結婚しても当たり前のように浮気する人もいるのに、逸樹は誰に何を言われようと妻の紫恵を選ぶことを当たり前だと言う。
そんな逸樹の妻に選ばれた自分は本当に幸せだと紫恵は思う。
「ありがと、いっくん」
「ん? 急にどうした?」
「それを当たり前って言ってくれるいっくんと結婚した私は幸せだなって」
「しーちゃんに幸せだって言ってもらえて、俺も幸せ」
ぴったりと寄り添って、見つめ合って少し笑った。
手を握って肩を寄せ合っていると、温かいもので穏やかに心が満たされる。
これが何年もかけて二人で築きあげてきた絆なのかもしれない。
愛しているから誰よりも信頼しているし、愛しているからこそ不安になることもある。
妻なのだから選ばれて当たり前とか、愛されていることが当たり前だと思わない紫恵はかわいいと逸樹は思う。
「そんなの当たり前だよ。俺にはしーちゃんしかいないもん。だから結婚したんだよ」
世の中には結婚しても当たり前のように浮気する人もいるのに、逸樹は誰に何を言われようと妻の紫恵を選ぶことを当たり前だと言う。
そんな逸樹の妻に選ばれた自分は本当に幸せだと紫恵は思う。
「ありがと、いっくん」
「ん? 急にどうした?」
「それを当たり前って言ってくれるいっくんと結婚した私は幸せだなって」
「しーちゃんに幸せだって言ってもらえて、俺も幸せ」
ぴったりと寄り添って、見つめ合って少し笑った。
手を握って肩を寄せ合っていると、温かいもので穏やかに心が満たされる。
これが何年もかけて二人で築きあげてきた絆なのかもしれない。