Everlasting true love♡♥Ⅱ
「乃愛瑠、私の言うことがきけないのか?」

!!!


少しの殺気を感じる。

途端に冷や汗や震えだす身体。


大人しく口を開けた。



パク・・・



温かくて美味しい。

そんな食事とは反対に冷たく暗いこの屋敷。


昔も今も食事だけが楽しみだった。



涙が出そうになる。



この人の前では泣きたくないのに・・・



こらえろ



『君が泣いたら俺が絶対駆けつけるよ!それで君を守ってあげる!!約束ね!!』



こんな時に思い出さなくても・・・

幼い頃ある男の子と約束したこと。

その子の名前なんてもう覚えてないけど。


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