運命の恋は健康診断から始まる
「こっちです」
そう言ってお母さんのお墓の前に着くと宗一郎さんはお線香に火を点けてくれる。
お花を供えてお線香をあげてお母さんのお墓の前に座って二人で手を合わせる。
お母さん、この人が私の恋人の高倉宗一郎さんです。初めてこんなに大好きになった人なので、これからの人生を一緒に過ごしていきたいと思ってます。これからも、天国から見守っててね。
お母さんに報告して目を開けて隣を見ると、宗一郎さんはまだ真剣な顔で手を合わせてる。
その横顔を見つめて、やっぱりかっこいいなと思う。
整った顔してるし、背も高いし。今まですごくモテてきたんだろうな。
そういえば、私は面長な人がタイプだった。宗一郎さんて本当に私の理想のタイプかもしれない。
そう思っていると宗一郎さんが目を開いて私を見た。
穏やかな優しい笑みにドキッとする私の手を、宗一郎さんの大きな手が包む。