運命の恋は健康診断から始まる

まして今日も夜勤なら尚のことちゃんと眠っておいてほしい。


「……歩ちゃんて、優しいね。そんな気遣い初めてされた」


目を丸くして私を見ていた高倉さんが、ふっと微笑んでそう言う。


「え?ふ、普通だと思いますけど。あ、でも夜勤の辛さは夜勤やったことがある人にしか理解できないかもですね」


「ああ、そうかもね」


そんな話をしつつラーメンを食べていると先に食べ終わった高倉さんがまた私をじっと見ている。


食べてるところを見られるって、ちょっと……いや、すごく恥ずかしい。


「た、高倉さん。あまりじっと見られると食べにくいです」


私がそう言うと高倉さんはハッとしたように苦笑いする。


「あ、そうだよね。ごめん、ごめん。んー、でも高倉さんか……」


やっと目を反らしてくれた高倉さんがそう言って何かまた考え込んでる。


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