運命の恋は健康診断から始まる

本棚の奥にはソファーとテーブルが置いてあって大きな窓から光が入ってて明るい。


そこできっと本を読んでるんだろうな。なんか本当に本好きにはたまらない癒し空間だ。


「これ書庫ですよね?すごーい、すごいですね。いいなぁ」


感動してキョロキョロしてる私を見て宗一郎さんが嬉しそうに笑う。


「絶対そういうかわいい反応すると思って。自慢したくなっちゃったんだよね。俺の一番のお気に入りの場所」


これは確かに自慢したくなるかも。家に呼ばれた理由が分かって納得する。


本当にすごい。あっちもこっちも気になって動き回っちゃう。


「すごく素敵です。本、たくさんありますね」


部屋中を見回して笑顔でそう言う私に、宗一郎さんはちょっと困ったように笑う。


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