健康診断の甘い罠

それでお付き合いを始めるっていうのも不思議な感じがするけど、そこまで不安に思ってない自分がいる。


「えっと、今年二十四歳になります」


和弥くんは三十三歳になってたから、九歳違うことになる。


「高倉さんのことからかってたけど、俺も若くてかわいい彼女じゃん。千紗、何で俺と付き合ってくれる気になったの?」


ちょっと不思議そうな顔でそう聞かれて、私は和弥くんを見た。


暗闇でも分かるくらい、瞳がキラキラしてて綺麗だなと思う。


「信用しても大丈夫だと思ったから。私が嫌なこと、結城さん……じゃなかった和弥くんはしないと思うからです」


勘がいいとか言ってたけど、和弥くんは私の嫌いなことをすぐに分かってくれて絶対してこなかった。


高倉さんの知り合いっていうのも大きいのかもしれないけど。


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