☆お見舞いに来てください☆

「あ、もしかしてそこって前に一度連れて行ってくれたあのお店ですか?」

「そうですけど迷惑でしたか?」

「まさか!とんでもない!むしろ歓迎です。ちょうどガッツリしたものが食べたかったので」


ガッツリというと正直可愛らしいイメージではないが、璃子は昔から食べることが大好きだ。

美味しいものを食べると元気がでる。

そのくせ手足はほっそりとしていて、体重も高校時代からずっと変わっていない。

痩せの大食いとはまさに璃子のためにあるような言葉だった。


「じゃあ決まりですね」

「あそこのお店美味しいんですよね。嬉しいです」


そこは以前助けてもらったお礼を渡したら、逆にそのお礼にと食事をご馳走になった店だった。

それを思い出し、璃子はダブルで嬉しくなった。

水嶋さんと焼き鳥…

2つも味わえるなんて、今日はなんていい日なんだろう…

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