☆お見舞いに来てください☆
それからも璃子は職場で世話しなくバタバタと働いていた。
璃子はこの仕事が何より好きだ。
昔から洋服が大好きで、毎朝今日は何の服を着ようかとあれこれ考えるのがたまらなく楽しい。
その趣味を生かして、今じゃカラーコーディネーターの資格も取得したほどだ。
「ありがとうございました」
最後のお客さんが満足そうに帰って行くのを見届けると、璃子は店内の片付けにかかる。
今日も充実した1日だった。
また明日も気合いを入れて頑張ろうと外へ出ると、それを見計らったように一台の車が近づいてきた。
「お疲れ様です」
「あ、水嶋さん!」
「どうぞ、お迎えに参りました」
「わっ、嬉しいです。わざわざありがとうございます」
今日も璃子は水嶋と食べに行く約束をしていた。
そして疲れもぶっ飛び、気分は絶好調。
「確か今日は仕事お休みって言ってましたよね?」
「そうですよ。久し振りに部屋の掃除をガッツリしてきました」
「それはお疲れ様です。水嶋さんのお家は此処から近いんですか?」
「近いですよ。此処から15分もかからないので」
「それは羨ましい」
私なんて家から片道30分以上かかるから毎日大変だ。