☆お見舞いに来てください☆

「もしよかったら食事の後に来ますか?」

「えっ…」

「はは、冗談です。そんなに驚かなくても。安心してください。僕は基本彼女以外は部屋に上げたりしないので」

「あ、はぁ…」


水嶋の言葉にドギマギしてしまう。

彼女以外かぁ…。

何だかリアルな言葉。

早くそんな日がきてほしいなぁ?なんて。

冗談混じりに笑う水島の表情を思わずチラリ、盗み見てしまう。


「さっ、今日も美味しいものを沢山食べましょうか」

「はい!」


そうして楽しい食事が始まる。水嶋と一緒に飲むお酒は美味しい。口の中に溶け込む食事もなにもかもが別格だ。


ん〜幸せ!!

お互い終始笑顔で食事を終えると、璃子はもうすっかりほろ酔い気分だった。


「今度は私のオススメの場所にご招待しますね」


璃子は満面な表情で店を出ると、ちょっと大胆にえへへっと酔った勢いで水嶋の手をぎゅっと握った。
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