☆お見舞いに来てください☆
先生の背を見送り手を振った私はもう少し一人でショッピングをすることにした。
ふらっと行きつけの雑貨屋に入る。
そう言えばお揃いのマグカップが欲しいねって、話してたんだ。
それから食器だってまだ足りない。色々生活しやすいようにほどよく増やしたい。
これから少しづつでいい。あの家を二人色の寛げる空間にしていけたら嬉しいと思う。
三島先生よりずっともっと深い絆をつくりたい。
仕事では絶対に敵わない分、せめてそれ以外のところで先生の役に立ちたい。心の拠り所になりたいと思う私は相変わらず三島先生にジェラシーを感じてる。
二人の姿を見るたびやっぱりお似合いだし。
いつも堂々と凛として自信に満ち溢れてるような凄い人。
自分にはないものを沢山持ってる彼女が正直羨ましいのかもしれない。
性格もさばさばしていて裏表がない。
だから患者さんからも看護婦からの信頼も熱い。
おまけに人当たりもいいとくれば言うことなしだもん。
悔しいけど勝ち目なし。
憧れの女性像に憧れる。
嫌いじゃないからこそもやもやとする。
彼女に対する劣等感が消えないのかもしれない。