☆お見舞いに来てください☆

前までは皆川先生と呼んでいた呼び方が今じゃ秀となっている。
私の前ではいつも一応気を使ってくれてたみたいだけど、今はそれもない。

それは三島先生が私に対して以前より親しく砕けた感じになってくれてるからなのか?
それとも秀先生との関係もまた昔のように親密になってきてるからなのか?

色んな思いが浮かぶ中、もしかしたら彼女の場合は両方なのだと思い付く。


「えっと、三島先生ごめんなさい。色々思うところもありますが、私も秀先生派です。やっぱり旦那さんとはもう一度じっくり話し合った方がいいと思います」


私は結婚したことないし、夫婦関のことはよく分からない。
けど男女のもつれということを考えると、どんな状況でも結局は同じで何も変わらないんじゃないだろうか?

それが恋人だろうが結婚してようが関係なく。


「ちゃんとしっかり話し合うべきです」

「後藤ちゃんまで……」


私の言葉を聞いて三島先生は仏頂面になった。
あからさまにむくれた様子だ。
でも綺麗な人が顔を歪めたところで綺麗なのは代わりない。
むしろ男性からしたらこんな仕草もたまらないポイントなんじゃなかろうか。


「何度話しても結果は同じだと思うけどね」

「それでもちゃんと向き合ってください」

「未来ちゃんって案外真っ直ぐね。秀もそういうところに惹かれたのかしら?」

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