☆お見舞いに来てください☆
「え…?」
思わずな言葉に今度は私が聞き返したけど、三島先生は食べていたカルボナーラの手を止めると、ずいっと私に顔を近づけた。
「そういえば秀とは順調?上手くいってるの?」
「………」
何故か私が質問される番だった。
興味津々といった先生の仕草は私の反応を困らせる。
どんな心境でそんなこと聞いてくるんだろう。
「今は私のことじゃなくて……」
「やだ、照れることじゃないじゃない。今更でしょ?」
別に三島先生とは今更とか言われるような関係は築いてないと思うけど…
そもそも今は私のことじゃなくて、三島先生の…。と困惑し始めた時、彼女は少し得意気な顔をした。
「あいつ、優しいでしょ?」
「……え?」
「昔から優しいだけが取り柄の男だったからねぇ。そのせいで周りはいっつも勘違いしてたけど」
「………」
「よく看護婦からも告白されてたわよ」
思わず動きが止まる。目の前の彼女をじっと見つめてしまった。
それはいらない情報だった。
そんな情報を与えてどうしたいのか…
困惑する私を見てなぜか三島先生はクスリと笑った。