☆お見舞いに来てください☆
それから後味がスッキリしないまま、三島先生との食事を終えた。
その後の三島先生はいつもと変わらない様子だったけれど、私の平常心は崩れそうになっていた。
少し疲れているようにも見えた三島先生。
だからなのだろうか?少し弱音でも吐きたくなった気分だったのか。
だからこそ私は気が気じゃない。
人間というのは弱ってる時こそ本音がこぼれるものだ。
もしかして三島先生は秀先生のことを…
いやいや、まさか!と慌てて顔を振った。
けど三島先生のさっきの表情が忘れられず、私は内心焦りさえ覚え始めていた。
「ただいま」
「あ、お帰りなさい」
その日は深夜遅く。12時を回った頃に先生は帰ってきた。
私はお風呂上がり、何となく落ち着かずけっこう遅くからお風呂に入ってた為、ちょうどタオルで髪を拭きながらリビングに向かおうとしていたところだった。
顔を合わせ、私の姿を見た瞬間ゆるりと嬉しそうに笑みを溢した先生。
「珍しいね。今お風呂上がり?」
「はい、何だか今日はのんびりしちゃって。先生も今日は帰り遅かったんですね」
そう言うと先生は「ああ、そうだね」なんて呟いて少し疲れた顔をした。
今日も激務だったのかな?
そんな様子を見て私は「お疲れ様です」と微笑む。そしてまだ食事をしていないと言った先生の為、ご飯を温め直そうとキッチンへと向かった。