☆お見舞いに来てください☆
「…つい、ですか」
「水嶋さんといるとどうも居心地がいいので…」
「そう、ですか……、嬉しいと言いたいところですが僕もまだまだですね」
「えっ?」
「これからはもっと緊張感のある付き合い方をしましょうか?」
「へっ?」
「いや、それより今は朝ご飯でも食べませんか?早くしないと冗談抜きで仕事に遅れちゃいますよ」
水嶋が意味ありげな言葉を残して、ダイニングへと誘う。
璃子は戸惑ったが、時計をみると本当に時間がヤバイことに気付き、素直に従うことにした。
そしてテーブルに並べられた和食料理。水嶋が用意してくれた食事は素晴らしく、どれも美味しかった。
「水嶋さんって料理がお上手なんですね」
「実は母がプロの料理家なんです。1日の大半は食で始まって食で終わる。昔から男も料理の一つぐらい出来なきゃダメよって鍛えられてましたからね」
「へ〜」