☆お見舞いに来てください☆

いや、現に病人なのだけど…

そう言えば離婚で揉めてる時はすごくエネルギーを消費すると聞いたことがある。

三島先生だって人間だ。
普段パワフルに見えても内心は精神的にも体力的にも弱ってたのかもしれない。


「あまり無理しないでくださいね?」


余計なお世話だったかな?
でも、心配は心配。私にはこれぐらいしか言えないが、やっぱり元気な三島先生の方がいい。


「やっばり旦那さんのことでけっこう悩んでるんですか?」


これもいらぬ発言だったかな?と思いつつ、言葉にしてしまったので伺うように三島先生を見つめた。

やつれてても綺麗なのは健在だ。
俯く仕草や弱々しく笑みを作る仕草に女性の色気を感じてつい、見てしまう。
今までこの容姿でどれ程の男性を虜にしてきたのだろう。


「心配してくれるのね。嬉しいわ。でも秀には怒られそうね。だから無理するなって小言が飛んできそう」

「……ですね。秀先生も心配してましたから」


言いながら少しチクリとした。
秀先生だって例外じゃない。
1度はこの人を好きになった人。

バックを預かった時、やっぱり複雑そうな顔してた。
自分がもっと気を付けて見てればという思いが伝わってきて、どんな顔をしたらいいのか分からなかったから。
< 369 / 446 >

この作品をシェア

pagetop