☆お見舞いに来てください☆
とてもお似合いだと思った。
こんなに穏やかに微笑む三島先生がすごく印象的だった。
そんな二人が今別れ話で揉めてるなんて…
少し複雑な気持ちが込み上げてきそうだったけど、すぐに私は写真を元のように伏せた。
今はそれどころじゃなくて…
はっと思い直し、上から2番目の引き出しを開けたところで再び手が止まる。
え……
保険証より先に目に飛び込んできたもの。それを見た瞬間すぐに視線が釘付けになったから。
先生だ…
先生がいる。
それは今よりも若い表情で微笑む三島先生と秀先生のツーショット。
秀先生は黒のタキシードを着ており、三島先生は真っ白なウエディングドレスに身を包んでいる。
紛れもないこれはーー
思わず生唾を飲み込んだ。
どうしてこれが…
秀先生と三島先生の結婚式の写真だった。
見たくないと思うほど、私の瞳はその光景を鮮明に焼き付ける。
まるで他が何も見えなくなるぐらいそれをぼーっと見つめてしまった。
何で今更これを…
そう思った時、一瞬息が止まったような感覚。
急に胸が痛みだし、鷲掴みでもされたような強い痛みがはしる。