☆お見舞いに来てください☆
そうなんだ…
凍結保存。
何だか医療的な話で驚きの連続だが、三島先生だって医者だ。きっと自分の体のことは自分が分かってると思う。
そして今まで苦しんだ分どうかいい方向に向いてほしい。
同じ女として、もし自分が三島先生と同じ立場になったらと思うとやっぱり共感してしまうところはあったから。
「今回突然こっち(日本)に来たのも一度旦那と離れて一人でちゃんと考えたかったのが一番の理由らしいよ」
「…そうですか……」
それなのに私……
確かに三島先生が私に言ったことは非常識だ。
咎められてもしょうがないことだったと思う。
けど嫉妬丸出しだった。
知らなかったとはいえ、恥ずかしいぐらい焼きもち妬いちゃったんだ。
「あの、じゃあ最近三島先生とよく一緒にいたのも全部…」
「そうだね。今後の治療方針とかの相談を受けてたんだ。これからの投薬中に踏まえどんなに風に妊娠に向けて進めていったらいいのかとか」
「ご、ごめんなさい。私、知らなかったとは言え先生と三島先生のことを少し嫌な気持ちで見てました。疑った目で見ちゃってました」
「え?」
「だって距離が近いんですもん。何だかんだ仲がいいなって思えて、だから、その……」
何だか今の話を聞いたら無性に自分の器がちっぽけにみえて、今までの気持ちを話さずにはいられなかった。
そして懺悔のごとく顔を両手で覆う。
当然先生が驚いた顔をしたので急に恥ずかしさが込み上げてしまい、余計たじたじに。
「え、え?未来ちゃ……」
「先生のことは信じてました。でももし、先生の気が変わって寄りを戻しちゃったらどうしようって……」
自分でも嫌になっちゃうぐらいどうしようもない。
けど今回のことではっきり分かった。
先生が大好きなんだ。
どれだけ先生の存在が私の中を大きく占めてるかってことを改めて再確認してしまった。