☆お見舞いに来てください☆

そして順調に仕事をこなし、翌日。璃子含め他のスタッフの人達が朝の朝礼に訪れた。

心なしかいつもよりざわざわと浮きだった雰囲気が見てとれるのは気のせいではないだろう。

イケメン副社長…

正直興味はないが、周りの皆が騒ぐその主がいったいどんな相手だろうかと、一目見たいというのは璃子も同じ。

ま、どんなイケメンだろうが私の心には響かないと思うけど…


そして時間になり代表取り締まりの挨拶から始まっていく。

少し長ったるい話を聞いたあとは、いよいよ今回のメイン、副社長紹介だ。

璃子は若干眠さに耐えながらも、たった今紹介され、顔を見せたその姿にゆっくりと視線を合わす。


「皆様おはようございます。只今ご紹介に預かりました副社長の水嶋大翔です。
このような大役を仰せつかるには、まことに微力でございますが、先輩各位ならびに社員の皆様の助言、ご協力を仰ぎ……」


えっ……

周りが一斉に色めき立つ。

「やばっ、かっこよくない?」から始まり、「あの顔超好み〜」と、そわそわと浮かれ、落ち着きをなくしていく。

その一方璃子は違った意味でまた愕然とし、落ち着きをなくしていた。


ーーー!?

思わず目を擦っても見えるその姿。

いつもと違い、整った顔立ちが浮きだって見えたその姿はまさに…
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