あの日ぼくらが信じた物
「フフフ。あきらくんたらエッチね。でもいいわよ、いらっしゃい」


 みっちゃんはまた姉さんみたいにぼくをあしらうんだ。でも言う通りにすれば彼女の裸を見ることが出来るのだから、ぼくは素直に招待される。


「お邪魔しまぁす……!!!」


 ぼくは言葉を失い立ち尽くす。そこには照明よりも尚、眩く光を放っているみっちゃんがシャワーの雨に打たれていた。


「みっちゃん、みっちゃんって妖精? それとも天使?」

「なによ、あきらくんたら突然」

「だって綺麗過ぎるもん。人間技じゃない」


 ぼくはその横に回り込み、メリハリの効いたボディラインを舐め回すように楽しむ。

みっちゃんが何も言わないのをいいことに、たわわに実った果実をじっと見詰めているぼく。


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